生まれるということ 生きるということ
2005年 08月 24日
明日はachuの誕生日です。
歳をとるのが全然楽しくなくなりつつあります(^ー^;
夜は大好きなユムユム兄さん&園ちゃんが「お祝いで会おう」と言ってくれたので、
ユッティも一緒に食事をする予定です。誕生日は楽しい。でも歳はもうとらなくてもいいや(笑)
私がウンジュウウン年前にこの世に生まれてきた時、きっとその時は、生まれることに必死で何も考えていなかったでしょう。・・・でもわからない。何かすっかりわすれちゃっているだけで、いろいろ考え事をしながら生まれてきたのかも・・・。でもそうだったとしても、きっと生まれてくる喜びに満ち溢れていたことと思う。
数年前の今日、私がお世話になっていた、歳も近く、家族で遊びに何度も行くような親しいお友達が亡くなりました。achuの誕生日の前日です。訃報を聞いたのは誕生日でした。沢山の友達に1週間おめでとうおめでとう、とお祝いしてもらい、当日も沢山のメールや電話を頂いていたのに、その日の夜からしばらくはずっと泣きっぱなしでした。来る日も来る日も、一緒に店のオープン作業を早朝からしたことや、競馬場まで行って大騒ぎして盛り上がったことや、何度か長い手紙をもらったことなどを思い出していました。お互い、友人としてとても好き合っていたことがわかっていたので、いろいろと相談に乗りあったりもする関係で、彼が結婚してからは、奥さんも娘さんも一緒に、同じ様な付き合い方をさせてもらっていました。だから私は、彼が苦しい時に何もしてあげられなかったことがすごく悲しくて、この世からいなくなってしまったことが更に悲しくて、ほんとにほんとに、悲しくて悲しくて仕方なかったのです。
あの時、私の脇で、ユッティも大きい声を上げて泣いていました。2人で抱きしめあってしばらく泣いていました。そしてその時、ユッティは泣きながら、「一度死んじゃったら、もう戻って来たいと思っても、戻って来れないんだよ」、と言いました。その言葉が、今でもくっきりと胸に刻まれています。そう。一度死んでしまったら、戻りたいと思っても、もう戻って来れないのです。いくら悔いても、もう同じ身体で同じ世界に戻ってくる事はできないのです。
私は今、あの時の彼に会えたら、ユッティのこの言葉を伝えたい。
大切な家族に、もう二度と会えなくなってしまったら寂しいよって。
自ら私達の元から去っていった彼に、こんなにも私達が悲しむのだよ、ということを伝えたい。
Hさん、私の心の声、そっちまで届いていますか・・・・・?
このことは、書こうか書くまいか少し迷ったんだけど、
ここはachuの、私自身のblogだから、自分の書きたいことを素直に書いていいんだよな、って思って敢えて書くことにしました。彼自身の当時の苦しみも、現実も、achuが知っている事とは違う点もあるかと思ったので気持ちだけを。ご家族が今元気に幸せでいらっしゃることを、心の底から願います。
今日は心の中で、手を合わせた日。
毎年手を合わせている日です。
写真はachuの友達との写真の一部。みんな大事な友達。
決して失いたくない仲間です。
自分の誕生日と、彼の命日と、
命についてを考える時期だったので、またまた長いひとりごと・・・・・
読んで下さった皆様、折角遊びに来てくださったのに、ちょっと悲しいお話でごめんなさいね。
でも、こんな気持ちも、achuの心の一部です。
by mooomachu199 | 2005-08-24 16:07 | ひとりごと