ずっと待ってた秋
2008年 09月 24日
ずっと行ってみたかった曼珠沙華公園。
ずっとずっと昔、歩いたことのある記憶が昨日のことのよう。
その記憶を上塗りしたくてたまらなくなって、はるばる高麗・巾着田へ。
achuの記憶していた、その「ずっとずっと昔」とは様子が変わっていた。
細かい記憶はかなり薄れてしまっているけど。
・・・・・・当時は、畦道に咲くまばらな彼岸花がずっと遠くまで広がっていて、脇を底が離れていても覗ける程澄んだ高麗川が流れていた。人はほとんど歩いていない。
ドレミファ橋で遊び、山を触れるんじゃないかってくらい近くに感じ、何となく歩いた景色は鮮明に残っている。
だけどこの日、人が沢~山、沢~山いて。
・・・というか完全に観光地になっていて。
地域の物産展のようなものがあったり、素人のバンドが参加している舞台もあり。
「好きだ~♪八高線~♪」と歌っていた30代?40代?のおじさまバンドの曲が耳から離れない。
そうだよね。こんなに素敵な自然。
沢山の人に見てもらえたら・・・・と思うのは自然なこと。
駐車場や入園料をとられることもそんなに抵抗なし。
この時期が終わったら、またのんびりした高麗に戻るのだろうな。
縁起が悪いと忌み嫌われることも多い花だけど。
それでもやっぱり一面真っ赤に広がる花のじゅうたんは感動的。
心の奥の方で、何かがぐらっと動く感覚。
何かはわからないんだけど、ちょっと切ない。
きっと赤が血の色のような強い色だからだね・・・・。
その後 脇にあるコスモス畑で、真っ青な空の下に咲くピンクの小花に癒されながら・・・。
その真っ青な高い空にも感動し、
「すっかり秋の中にいるんだ」って
興奮した1日だったなぁ。
by mooomachu199 | 2008-09-24 22:23 | 遊び・イベント